SQLiteの概要について簡単にまとめてみました。
SQLiteは、SQL92のサブセットをサポートする組込用のデータベースエンジン。2005年には、Google O’Reilly Open Source Awardを受賞している。開発は、D. Richard Hippらによって行われている。
ソースは、C++ではなく、Cで書かれている。ソースには、非常にしっかりとしたコメントが書かれている。また、日本語のオンラインでの情報は、それほど充実していないが、本家のサイトはドキュメントなども充実している。
コマンドラインインターフェースがあり、ユーザーを作成する必要もないので、最初の試用の壁は低い。コマンドラインインターフェースでは、.で始まる各種コマンドが用意されており、CSVファイルからのインポートなども可能。
サードパーティーより、Windows版、Linux版のODBCドライバが提供されおり、エクセルなどへのデータのインポートも可能。
単一の実行ファイル、単一のデータベースファイルで構成される。
コースコードは、すべて公開されている。また、パブリックドメインとなっており、ソースコードの改編、改編したソースコードの公開・非公開など、すべて制限はない。