SugarCRMセットアップメモ
Vine Linux 4.2にSugarCRM 5.0をセットアップしたときの作業メモです。
最低限のことしか書いてないので、ちょっと不親切かもしれませんが…。
でも、Vineでのセットアップ手順というのは、あまりないようなのでアップしておきます。
1. Apacheのインストール
省略
2. PHP5のインストール
(1) インストール
php5本体と必要となる拡張モジュールをインストールします。
# apt-get install php5
# apt-get install php5-apache2
# apt-get install php5-devel
# apt-get install php5-pear
# apt-get install php5-mysql
# apt-get install php5-imap
(2) 設定
php.iniファイルを編集します。
# vi /etc/php5/php.ini
【変更点】
—————————————————–
extension=php_imap.dll ; コメントイン
memory_limit = 64M ; 変更
default_charset = UTF-8 ; 変更
mbstring.internal_encoding = UTF-8 ; 変更
upload_max_filesize = 40M ; 変更
—————————————————–
(3) 確認
PHPの動作を確認します。
DocumentRootにinfo.phpファイルを置きます。
# vi /var/www/html/info.php
下記内容を入力し、ファイルを保存します。
————–
<?php
phpinfo();
?>
————–
ブラウザでアクセスします
http://XXX.XXX.XXX.XXX/info.php
PHPのバージョンや、有効となっているモジュールなどの各種情報が表示されます。
3. MySQLのインストール
(1) インストール
MySQLをインストールします。
# apt-get install MySQL-server
# apt-get install MySQL-Max
# apt-get install MySQL-client
# apt-get install MySQL-shared
(2) 設定
設定ファイルの雛型をコピーします。
# cp /usr/share/mysql/my-medium.cnf /etc/my.cnf
設定ファイルを編集します。
# vi /etc/my.cnf
【変更点】
——————————————-
[mysqld]
default-character-set=utf8
skip-character-set-client-handshake
init-connect=SET NAMES utf8
[client]
default-character-set=utf8
——————————————-
MySQLを再起動します。
# /etc/init.d/mysql restart
rootユーザーのパスワードを設定します。
# mysqladmin password XXXXXXXX
※XXXXXXXXは任意のパスワード
4. SugarCRMのインストール
(1) データベースの作成
SugarCRMで使用するデータベースを作成します。
# mysql -u root -q
mysql>create database `sugarcrmdb` default character set utf8;
mysql>grant all privileges on sugarcrmdb.* to sugarcrmuser@localhost identified by ‘XXXXX’;
mysql>update user set password=old_password(‘XXXXX’) where host=’localhost’ and user=’sugarcrmuser’;
mysql>flush privileges;
※XXXXXは任意のパスワード
(2) SugarCRMのインストール
日本語版のSugarCRMをダウンロードします。
# wget http://www.sugarforge.org/frs/download.php/4320/SugarCE-Full-5.0.0e-Ja.zip
圧縮ファイルを解凍します。
# unzip SugarCE-Full-5.0.0e-Ja.zip
解凍してできたフォルダをDocumentRootにコピーします。
# cp -r SugarCE-Full-5.0.0e-Ja /var/www/html
# cd /var/www/html
# mv SugarCE-Full-5.0.0e-Ja sugar
# chown -R apache:apache sugar
(3) SugarCRMのセットアップ
ブラウザで下記URLにアクセスしセットアップウィザードを起動します。
http://XXX.XXX.XXX.XXX/sugar/install.php
セットアップウィザードに従ってセットアップを行います。
[データベース設定]画面では作成したデータベースの内容に沿って、以下のように入力します。
データベース名:sugarcrmdb
ホスト名:localhost
データベース管理者のユーザ名:root
データベース管理者のパスワード:xxxxxxx
Sugarデータベース管理者ユーザ名:sugarcrmuser
Sugarデータベースのユーザパスワード:xxxxx
Sugarデータベースユーザパスワードの再入力:xxxxx
セットアップウィザードが完了すれば、SugarCRMのセットアップは、完了です。
後は、adminユーザーでログインし、ユーザーの登録などを行います。