Amazon EC2の東京リージョンでDebianを使用する場合、Community AMIの選択肢はそれほどなかった。
RightScaleがつくったものか、現在、Amazon Web Servicesソリューションアーキテクトで、2010年度Debian JP プロジェクト会長の荒木靖宏さんという方がつくられたであろうものぐらい。
■32bit 6.0.1 (squeeze) ami-3ccc663d EBS 8GB chris.fordham@rightscale.com
■32bit squeeze ami-9e1ab19f EBS 8GB ar@debian.org
最初、RightScaleのAMIで起動してみたが、パッケージダウンロードサーバーがUSだったり、パーティションが細かく分かれていたりしたので、荒木さんがつくられたであろうものを使用することにしました。
apt-get upgradeを実行すると問題なく、Debian squeeze(6.0.5)にアップデートできました(GRUBへの書込には失敗する)。
荒木靖宏
http://debiancdn.wordpress.com/about/
Cloud/Amazon EC2 Image lists registered Amazon Machine Image (AMI)
http://wiki.debian.org/Cloud/AmazonEC2Image
ゼロからAMIを作成するのも試したいと思ったけれど、とりあえず面倒そうなので、いつか機会があれば。
追記1
ami-9e1ab19fのAMIはデフォルトのロケールがja_JPに設定されていなかった。そのため、postgresqlをインストールしたらデフォルトの文字コードがLANTIN1に(;´Д`)
下記のページを参考にデフォルトのロケールをja_JP.UTF-8に変更した。
http://landisk.kororo.jp/diary/08_locale.php
追記2
UCTからJSTへの変更
dpkg-reconfigure tzdataを実行する。
Asiaを選択してからTokyoを選択する。