DoxygenをC++/CLIで使用する。

C++/CLIのソースコードに、javadoc形式でコメントをつけてdoxygenを実行してみたが、クラスの説明が何も出力されない。

javadoc形式の記述形式を間違ったかなと思い、ソースコードを見てはたと気付いた。C++/CLIってクラスの記述形式がちょっと違う。

Doxygenをバージョンアップすれば、対応しているかなと思い、Doxygen 1.5.9にバージョンアップすると、設定ファイルに下記の記述がある。

# If you use Microsoft’s C++/CLI language, you should set this option to YES to
# enable parsing support.
CPP_CLI_SUPPORT        = YES

YESを設定してdoxygenコマンドを実行するが、やはりクラスの説明が出力されない…あれ?

おかしいなと思うが、そう言えば、まだメソッドの方にしか、javadoc形式のコメントを入れていないことに気付く。

クラス定義の方にも、javadoc形式のコメントを入れたら、C++/CLIのソースコードでもちゃんとクラスの説明のドキュメントが出力されました。

Windowsでdoxygenを使用する際の基本の話は以前の日記をご参照ください。

http://trivia.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/doxygen_4f97.html